2014年10月4日土曜日

藍とのつきあい

冨貴工房の目と鼻の先にある「まちなかファーム」。

うちもそうだけど、このあたりは古くからの長屋。

その長屋のひとつが昨冬放火にあって焼け野原になった。

そのあとどうするのかな~と思っていたら、今年5月に貸し農園になったのでした。

ちょうどその頃、友人の手を借りて工房の脇を花壇(自分では畑のつもり)にして藍の種を蒔いたタイミングでした。


その頃、というか、
種を蒔いたその日に「貸し農園が出来るらしい」という話を聞いた
というくらいドンピシャのタイミングでした。



もともとこうだった場所を


このようにしていたら(元々工房にあった漬物石も再利用)


工房の裏手がこのような状態に




で、藍の種を花壇に蒔いて

大きくなったら畑に移しました◎



そして藍の隣には大豆を蒔きました。

千葉の房総にあるみやもと山農園から
小糸在来という種を譲っていただいた種です。


今はこんな感じ。

藍の花、きれいです。




結局、、、今年は藍染めはせず。

手を加える事、使う事になかなか気持ちが向かず、
ずっと「そのまま見ていたい」という気持ちの方が強くて、
ほとんど何もしなかった。

ここ数年、ずっとやりたいと思っていた畑。

土や植物がずっと恋しかった。

念願叶って嬉しいこともあって、
台風が来ても、大雨が来ても、染め時が来ても
「ここからどうなっていくんだろう」と見入ってしまうのでした。

葉を摘んで染めたいとも思えずここまで来て、、
花が咲いて自分の気持ちに気づきました。
「初対面だし、今年はこの植物の事をよく観察したかったんだな」と。

11月29日に僕も工房を貸出したりして関わっている「たねの図種館」と「冨貴工房」の共催で、
モモの家で「たねとりまつり」をします。

この時には、この畑で採った種をシェアできるかもしれません。

それも何ともいえませんが。。。


小さい畑ですが、色々な事に気づかせてもらえます。

畑に立つ前に頭で考えてきたようなものを、畑に持ち込もうとしても違和感を感じてします。

畑に立って、土や植物に触れて、交流して、そこで浮かんだことしかしっくりこない。

自分の中にある発想を自然の中に持ち込むのではなく、

自然から受け取った発想を自分の中に取り込んでいくほうがしっくりくる。

ほんと小さな畑ですが、、、土と、植物と、対話をする機会があるだけでもありがたいです。

色々教わろうと思います。